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「保土ケ谷宿場まつり」は、1601年、江戸時代に東海道の宿場となり、交通の拠点として賑わった「保土ケ谷宿」の歴史と伝統を今に伝えるべく、1990年から始まったお祭りです。保土ケ谷宿場まつり実行委員会は、保土ケ谷宿があった地域の商店街から「保土ケ谷宿場まつり」の運営を引き継ぐため、2011年に結成しました。2016年度は10月9日(日)・10日(月・祝)に開催致します。
「ほどがやキッズ村」の淵源は江戸時代にあり
2016年8月16日
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先人たちの「まちづくり」、その功績は今でもしっかりと地域に残っています。
前回紹介した旧中橋跡（きゅうなかのばしあと）では、軽部清兵衛（かるべせいべい）や岡野良親（おかのよしちか）・良哉（よしや）ら横浜の名士が河川工事に関わっていました。
岡野家といえば、岡野新田・岡野公園（横浜市西区岡野町）、桜ケ丘の桜並木（横浜市保土ケ谷区桜ケ丘）などをつくり、さらには停車場（JR保土ケ谷駅）設置を提言するなど横浜・保土ケ谷のために尽くした名士です。一族のお墓は、遍照寺（保土ケ谷区月見台291）にあり、すぐ近くには岡野家の屋敷があったとされます。
岡野良親の息子・良哉は、明治7年（1874年）に帷子学舎（かたびら）を創立しました。後に帷子学舎は保土ケ谷学舎と合併し、現在の保土ケ谷小学校となります。2000年に入り保土ケ谷小学校は月見台から神戸町に移転しましたが、保土ケ谷宿場まつりの際には、この跡地（横浜市保土ケ谷区月見台37）を子どもの楽しめる「キッズ村」の会場としてオープンします。
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