プロジェクトオーナー
株式会社さくら工房・代表取締役の櫻井友子です。 ワーキングママ歴26年目です。私は出産後に仕事を始めました。子育てしながら仕事をするにあたって、子供に手作り料理を欠かさずつくることを決めて、働いて参りました。その大変さは私自身、誰よりも熟知しております。その経験を最大限に生かし、ワーキングママたちに役立つ知識、情報、製品作りをして参ります。 自分の子供に食べさせたいか、自分自身が買いたいか、自分自身が口コミしたいかをいつも自問自答しながら仕事をしております。 女性の皆様が、さくら工房のつくった食材と出会うことにより、少しでも楽になり、幸せを感じていただけましたら幸いです。
さくら工房の想い②
2015年2月12日
前回はさくら工房のコンセプトについて少し書かせていただきました。
今回は、なんで米粉のシフォンケーキなのかについて書いてみたいと思います。
さくら工房は子供たちに食べさせたいものという目線で
手作りでモノづくりをするがモットーなので、
まずは子供たちのおやつに着眼しました。
子供たちの食生活が乱れ、
親のいない間に高カロリーなおやつを食べてしまっている現状で、
手作り満載、ヘルシーで、機能的で、だれでも認識していて、
好き嫌いが少ないおやつってなんだろうと調査を始めた時に、
この地域の専業主婦のお母さんがかなりの確率で持っていたのが，シフォンの型でした。
また、調査の結果、うまくいかないから使用していないのもシフォンの型だったのです。
そこで、たかがシフォンされどシフォン、
みんなが作るシフォン
されど誰も作れないシフォンを作ってみようと試作が始まりました。
１石５鳥と欲張りな私は、
同じやるなら今まで食育で伝え続けてきた
食料自給率アップにも貢献して米粉でつくろうと。
子供たち、日本人の粉食化が進み、米離れが始まっている中、
日本の雑穀の食文化をきちんと伝えよう。シフォンケーキの中に旬を盛り込もう。
さらに、米の美味しさや機能性を壊さず、生かすために
オーブンを使用せず、独自の製法で作り上げようと。
北は北海道、南は沖縄までの米粉を使い分ける、
自称米粉マイスター（笑）として独自の製粉で
１等米の特徴に合わせシフォンに変えていく。
うーーーん、やらなくていいのにこんなことをにこだわり米粉１００パーセント、
添加物なしのノングルテンの７４種類のシフォンケーキが出来上がりました。
実は、やってみてわかったことがたくさんあります。
この一石五鳥の中には、日本の食生活の問題や、
日本の食文化継承の問題や、
農業の問題など解決しなければならない課題がてんこ盛りなのです。
さくら工房は、製品づくりをしながら、
一つの食材を通し、社会にも人々にも貢献していけると確信をして、
今まで前進してきました。
米粉はアミノ酸スコアー値が高く、良質のたんぱく質です。
低吸油なので、低カロリーでヘルシーです。
製造の方法でいろいろな食感が味わえます。
もっちりやふわふわ、サクサクなど。
お料理にも活用できます。
この意味ある食材米粉とシフォンは
その土地の恵みの食材と切っても切り離せない関係です。
シフォンは単純で手が込まない分、素材の味が命です。
もっとも素材の味のわかりやすい素朴なケーキです。
赤ちゃんの離乳食からシニアの方のおやつまで幅広い方に召し上がっていただけます。
今回のお土産プロジェクトも青葉区の、この北部のお米に初挑戦、
ひきたての米粉で、新鮮な食材を入れてふわふわに挑戦してみます。
今度は、さらに地域の問題も解決しながら、
地域活性化のためにこのシフォンケーキをつくり続けたいとやる気満々です。
次回は、ひきたての米粉に青葉のお米をしてくださるお米屋さん
「山田屋食糧店」さんについて書きますね。
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