プロジェクトオーナー
株式会社さくら工房・代表取締役の櫻井友子です。 ワーキングママ歴26年目です。私は出産後に仕事を始めました。子育てしながら仕事をするにあたって、子供に手作り料理を欠かさずつくることを決めて、働いて参りました。その大変さは私自身、誰よりも熟知しております。その経験を最大限に生かし、ワーキングママたちに役立つ知識、情報、製品作りをして参ります。 自分の子供に食べさせたいか、自分自身が買いたいか、自分自身が口コミしたいかをいつも自問自答しながら仕事をしております。 女性の皆様が、さくら工房のつくった食材と出会うことにより、少しでも楽になり、幸せを感じていただけましたら幸いです。
さくら工房の想い①
2015年2月11日
こんにちは。櫻井です。
プロジェクト前半半ばを迎え、
今日から少しづつさくら工房のこだわりやモノづくりに対する想いや
メッセージを書いていこうと思います。
私の場合、長く生きてきただけにその間の経験や信念を
少しずつ事業の中に投影してきました。
そして、投影の証に新製品が生まれてきました。
まずは、今81歳の母が私にしてくれたこと。
これは、私に大きな影響を与えています。
母は、食事を毎食ずっと手作りで作ってくれました。
おやつまでも手作りです。
さらに、毎日30品目を食事の中に入れる。
キャー驚異的です。色とりどりできれいな食事でした。
また、大皿盛りは決してしません。銘々皿にきちんとよそわれていました。
そのおかげで、わたくしは超健康、皆勤賞でした。
その当時、逆に買い食いがしたくて、
インスタントものが食べてみたくて仕方がありませんでした。
やはりそうやって育った私は、
自分の子供が生まれるとそうやってやりたいと思うのですね。
違いは、母は専業主婦、私はワーキングママ。
なのに決めてしまいました。手作りのご飯で2人の子供を育てると。
大変でした。工夫が必要でした。時間との戦いでした。
器用さが必要でした。
なんで、こんなこと、自分に約束したのかと後悔もしました。
でも、これが食の文化の継承、親子の愛情の継承、親の教えの継承となりました。
そんな私は、現代のワーキングママは大変だろうな、自分と同じ苦労は軽減させ、
子供と一杯コミュニケーションをとってほしいなと思いました。
女性が世の中でキャリアをつけていくことは大変なことです。
どうしても母性があるので罪悪感を感じてしまいます。
痛いほどワーキングママの心理がわかります。子育てママの気持ちがわかります。
なのでその苦労と罪悪感を取り除きたくて、
人に手づくりをやってもらって子供はその手づくりを食べる。
よし、それでいいじゃない。
その手作りの部分をさくら工房がやりましょう。
これが、さくら工房の製品づくりのコンセプトです。
だから、作る基準はママ目線、女目線なのです。
大事な人に食べさせたいかどうか、子供に食べさせたいかどうかでジャッジします。
でも、基本私は、過保護は嫌いなので子供は何でも食べて、
肉食たくましく育てるがモットーですけどね。
ま、これがさくら工房誕生のストーリーです。
次回は、何故シフォンケーキなのか。なぜ米粉なのかを書きますね！
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