プロジェクトオーナー
横浜市出身。NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ/NPO法人シャーロックホームズ理事。NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構副理事。前職の神奈川新聞社記者時代は、報道部・運動部・経済部・小田原支局などを担当。環境・教育関連の取材のほか、神奈川新聞社のウェブサイト「カナロコ」の立ち上げ・企画・運営に従事。2010年に退職後「当事者の情報発信」支援を軸に活動中。2012年神奈川県「NPOのための共感獲得実践セミナー」講師などNPO団体の広報・発信のサポートに取り組む。青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー。発達障害を抱える男児1人を育て中。
「教え導く」から「支援と伴走」へ〜親コーチングワークショップについて
2016年6月9日
横浜コミュニティデザイン・ラボの宮島真希子です。
本日6月9日も、LOCAL GOOD YOKOHAMAで実施中のクラウドファンディング
cf.yokohama.localgood.jp/project/umbrella-yokohamakannai
こちらに支援をいただきました。「ちょっと時間があるから寄りました」と、アンブレラ関内に来て下さり、励ましのメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
たくさんのプロジェクトがあるなかで、時間と貴重なお金を提供してくださること、気持ちを寄せて手を動かしてくださるみなさんに支えられていることを実感しています。あと1週間、どうぞよろしくお願いいたします。
きょうは１つ、「アンブレラ関内」のFacebookページにイベントを公開しました。
▽明蓬館高等学校 神奈川中央キャンパス／横浜・関内SNEC開設記念
一般公開研修会 「親コーチングスキル研修」
・7月10日13:30 - 16:30実施
www.facebook.com/events/1695593504027191/
「親」とありますが、誰でも参加できます。今回、アンブレラ関内のプロジェクトをともに進める明蓬館高校校長の日野公三さんが講師を務めます。
日野さんは教育を通じて「『アクティブラーナー』（Active Learner）を育てる」ことをミッションとしておられます。「自分で解くべき課題を見つける」「追究したいテーマを見つける」そのために、大人は「教え導くのではなく、支援と伴走をする」という立場で関わるということを、芯から貫いておられます。
きょう、日野さんのこちらのエントリを読みました。
▽一般論の呪縛
goo.gl/B3Yc0E
このエントリは2015年11月の投稿ですが、親にとってずっしりと響く言葉になっています。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用
母も子も、一般論のアドバイスをする人や非難がましい上から目線のアドバイスをする人には近づかないことです。
教員という人種はとりわけ、いま申し上げたアドバイスをしたがる人種です。
よくよく見分け、えり好みしてください。
えり好みできる環境になければ近づかないようにしてください。
お母様方、どうか、どんなつらいことがあっても過去を振り返ることなく、前に向かって時間がつかえますよう祈っています。
ご自身をいたわりながら進んでいかれますよう願っております。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用終わり
日野さんは、学生に日々、寄り添う人を「先生」ではなく「支援員」と位置づけています。中学校で、教師や学校とのコミュニケーションに傷ついた親子にとって、「先生」という言葉はどうしてもネガティブな記憶を喚起させてしまいます。
もう十分に気持ちや状況を無視され続けてきた子どもたち。彼ら、彼女らとどのように接することがよいのか、そのために学校のスタッフはコーチングのスキルを学び、日々試行錯誤しながらも「支援と伴走」に向き合っているそうです。
今回のこのワークショップは、その支援員・職員向けの研修のエッセンスを保護者や子育て支援者にシェアする試みです。大人が子どもたちと接する具体的なシーンに基づいて「どのように声がけをすればよいのか/行動すればよいのいか」を、具体的に表現しながら学びます。
もしかしたら「子どもと大人」という関係だけでなく、大人同士、自分と自分の親との関わりについてもヒントになる場になるかもしれません。
ぜひ参加してみてください。
申し込みはこちらのFacebookページへの参加表明いただくか
■参加者氏名
■住所
■連絡先電話番号
こちらの情報を明記のうえ、
▽申込先メールアドレス
snec@at-mhk.jp
こちらにメールをいただくか、どちらかで大丈夫です！
わたしもあがきながら学ぼうと思っています。すぐに変われなくても、子どもといっしょにチャレンジしていきたいなと思います。
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