プロジェクトオーナー
横浜市出身。NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ/NPO法人シャーロックホームズ理事。NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構副理事。前職の神奈川新聞社記者時代は、報道部・運動部・経済部・小田原支局などを担当。環境・教育関連の取材のほか、神奈川新聞社のウェブサイト「カナロコ」の立ち上げ・企画・運営に従事。2010年に退職後「当事者の情報発信」支援を軸に活動中。2012年神奈川県「NPOのための共感獲得実践セミナー」講師などNPO団体の広報・発信のサポートに取り組む。青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー。発達障害を抱える男児1人を育て中。
【第8日】もっとオオゴトしてしまえ！そして超ナルシストになりなさい！/一般社団法人「ヨコハマイチバ」代表の坪倉良和さんに「横浜ドリーム理論」伝授される
2016年5月15日
こんにちは！
横浜コミュニティデザイン・ラボの宮島真希子です。
本日5月15日もLOCAL GOOD YOKOHAMAで実施中のクラウドファンディング
cf.yokohama.localgood.jp/project/umbrella-yokohamakannai
こちらに支援をいただきました。ありがとうございます。
気持ちのよい5月の休日でしたね。
昨晩、このプロジェクトのことをお伝えしたいと少しずつお声がけをしている中で、横浜中央卸売市場(横浜市神奈川区)を舞台に、地域活性化・食育活動を展開している一般社団法人「ヨコハマイチバ」
yokohamaichiba.jp/
こちらの代表理事の坪倉良和さんに昨晩「お話したい」とお伝えしました。
「週明けのどこかでお会いできたら」と構えていたところ、朝メールを見たら午前4時過ぎに「きょうはどうです？」との返信が。昼からお話するという速攻な展開になりました。
しかもお忙しいので「ちょっとだけ、アンブレラ関内のことを伝えて、お知り合いに拡散していただけたら」と思っていた私ですが、正午から15時まで3時間にわたって「横浜ドリーム理論」(別名、ドS理論)をがっつりと聞くことになりました。
結論から言うと「課題解決」っていうのは甘くて「もっとおまえさんの不愉快を突き詰めろ！そして、不愉快をひっくり返した世界をつくる大きな物語を描け。ペテン師になれ。いやな世の中をひっくり返すためにどうしたらいいか目の前のこと一つ一つこなせ、もっとオオゴトにしろ！クレイジーになれ」と叱咤されました。(かなり要約)。
非常にディテールが面白かったのですがかいつまんで「ドS理論」について説明すると…
１）目の前にある不愉快を変えたいならば、まず、その不愉快を自分に100％引き取り「自分のせい」だと思え。
２）そしてその状況がどうしたら変わるか小さくていいから1歩踏み出せ。
まわりに馬鹿だ、おかしいといわれても「それでいい」と思って続けろ。確信犯だ。
あなたのアクションの意味を理解しない人、変化が面白くない人、変えようとする人に嫉妬する人、その他多くの人たちが「現状維持」をさせようと、いろいろ言ってくる。
でも「わたしは、私を不愉快するものをなくすために、行動しているだけ」とやり続けろ。
３）その過程には失敗、挫折もある。でも成功体験なんかクソだ。いいんだ失敗して。体験しないと学べないことを学んだと思え。汗をかき、涙を流し、また変化して前に進め。そのうち大きな壁があればあるほど燃えるようになってくる。「どS」になったらしめたものだ。
４）苦しく、つらいときはある。すぐには変わらない。うまくいかないときは多い。
そういうときは「超ナルシスト」になっていい。
「おまえはきょう、頑張った。ぶれなかった。そこはかっこよかったじゃないか」
家族も恋人もまわりも無理解な時はある。それでも自分で自分を抱きしめてやれ。
坪倉さんは「大きな不愉快がないやつは、大事はなしえない」そして
アンブレラ関内は、単に「居場所でいいの？もっとオオゴトなんだよね？」と問われた私は思わず「障害者って簡単にいうけど、社会の側が障害なんだからあの名前変えたいという野望がある。そして、いってみれば定型発達といってもみんな得意不得意、感情の上下、事故や認知症になることもある。いわば”どっかみんな欠陥あり”。それぞれの違いが「欠如」でなく、”その人らしいね”と笑い飛ばせ、それぞれがサポートしあう。そんな個性を発揮して幸せに暮らせる社会をつくること」と答えていました。
かつて背負った大きな借金を死にもの狂いで返して、たんなる反抗児から「自分にとってのオオゴト」を見つけて「すべての不愉快は自分に責任あるな」と考えを転換してから「じゃあ、できることはなんだっけ」と行動のパターンを変えてから心が穏やかになったという坪倉さん。
「応援するさ〜、そういう子供たちを元気にすることと日本の第１次産業再生を市場がつなぐことが俺の使命だからねー。神様に言われてんの」と豪快に笑って励ましてくれました。
「大きな不愉快」を深掘りしてコトを創っていく塾を、アンブレラ関内＋市場で坪倉さんと「やろーね」ということにもなりました。こういう失敗を重ねた実践者の言葉に裏打ちされた社会起業塾ってありそうで、なかなかないよなあと。
わたしがただ聞きたいだけですが。６月から半月ばかりアフリカに行ってしまうという坪倉さんが帰国されたらやってみようと思います。
あなたの「大きな不愉快」は何でしょうか？考えておいてくださいね。
「アンブレラ関内」のクラウドファンディングでは、引き続きみなさまの温かいお気持ちをお待ちしています。
cf.yokohama.localgood.jp/project/umbrella-yokohamakannai
1人1人の力はささやかでも、つながることで流れがつくられます。このクラウドファンディングにご支援いただけましたら幸いです。
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