生きづらさを抱える若者の支援をアジアに広げる「日韓若者フォーラム〜青年無罪@横浜」開催プロジェクト

ニート・ひきこもり・若年無業者・・・ 生きづらさを抱える若者の支援をアジアに広げる「日韓若者フォーラム〜青年無罪シーズン2」を横浜で開催したい!

プロジェクトの課題カテゴリー

若者

支援状況

支援期間終了、締切済み
193%
目標金額
1,000,000
最低必要金額
550,000
達成金額
1,061,020
募集終了まで
0
支援者
149
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スキルと物品の募集

スキル・物品
  • 8月21日・22日 イベント運営のお手伝いいただける方を募集しています!

    K2の棚卸イベント「なりゆき祭」「日韓若者フォーラム」にむけて、いよいよ50日程となってきました。当日の運営、イベントまでの準備にマンパワーが必要です。一緒にイベントを作り上げてくれる方を募集しています。 ①準備・当日の運営スタッフ 会場準備、食事準備、誘導、事務局など様々なところに人手が必要です。学生さん、社会人の方、地域の方、若者支援の現場を学びたい方など、一緒に動いてくれる方なら歓迎です。 ②通訳・翻訳ボランティア 当日は韓国から来られるお客様が多くきます。特に韓国語ができる方、英語翻訳・通訳も募集します。 他にもこんなことできるよ~という方は歓迎です!皆さんのお力が必要です。 よろしくお願いします!!

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お礼・公共リターン

お礼
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プロジェクトオーナー

岩本 真実

岩本 真実
K2インターナショナルグループプロジェクト推進担当
湘南若者サポートステーション統括コーディネーター
にこまる食堂プロジェクトリーダー
キャリアカウンセラー
地域
神奈川県横浜市磯子区東町9-9
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生きづらさを抱える若者の支援をアジアに広げる「日韓若者フォーラム〜青年無罪@横浜」開催プロジェクト

日本と韓国、それぞれの国で生きづらさを抱える若者への支援をするため、8月に横浜で「日韓若者フォーラム」を開催します。

2012年より通算9回に渡り韓国で開催してきた「日韓若者フォーラム」は日韓の若者同士が政治的な問題や文化の違いに目を向けるのではなく、協力してこれからの社会を生き抜くための方策を語り合い、実践する場です。日本で初めての開催をすることとなり、現在企画を進めています。
今回は、日韓若者フォーラムを開催するための費用を皆さんから募り、より多くの方々に日韓若者フォーラムを知っていただき、体感していただきたいと思っています。

海を越えて韓国の若者支援に目を向けることで、若者支援に携わる日本の支援者の皆さんにとっては自分たちでやってきたことが海外で役立つということを実感できる、新たな気づきを得る機会になると思います。また、日本の中で迷っている若者たち、親御さんにとっても、視点を変える機会になるかもしれません。

友だちをつくったり、フォーラムのなかで対話をしたり、一緒に時間を過ごすことで、フォーラムが終ったあとのつながり、視野の広がりをひとりひとりの方に実感いただきたいため、支援していただいた方へのお礼は「なりゆき祭・日韓若者フォーラム」参加入場券をご用意しています。(5000円以上のお礼、3000円のお礼は横浜市根岸駅すぐにある若者自立就労支援を行う食堂「にこまる食堂」での食事が1年間250円になる「にこまるサポーターズカード」です。)さまざまなお礼を用意しています。詳しくは、お礼の欄をご覧ください。

プロジェクトの目的/課題認識

はじめまして。私たち、K2(ケーツー)インターナショナルグループ(以下、K2)は、横浜で1989年から活動をしてきた民間の若者支援団体です。
※若者とは、厚生労働省の定義によると「15歳以上39歳以下」の国民を指します。

不登校・ひきこもり・発達課題など生きづらさを抱える子ども達・若者達の自立就労を支援し、ともに生きる場を作ってきました。皆さんの周りにもいる若者たち。理解しづらい行動、自己表現が苦手で誤解され、傷つき、ひきこもるか病気に逃げ込むしかない彼ら。生きづらさの中にもがき苦しみ、あげくは自分の周囲も傷つけてしまう。そんな若者に対し、既存の教育や福祉サービスとともに連携しながら、民間ならではの力で支援していきたいと考えています。
 ①安心できる生活の場としての共同生活事業
 ②課題を抱えながらの働ける場づくり
 ③働き続ける為の仲間や支援
の循環の3つが事業の柱としてあります。

オルタナティブ留学、お好み焼きころんぶすなどの働く場作り、厚生労働省から湘南若者サポートステーション(鎌倉市小袋谷)を受託運営している(株)K2インターナショナルジャパン、共同生活事業のほか子育て支援・学童保育なども手がける認定NPO法人コロンブスアカデミー、障がいを抱えた若者たちの生活面・就労面からの支援も行うNPO法人ヒューマンフェローシップなど、社会企業・非営利団体で構成されています。

 今回のプロジェクト「日韓若者フォーラム」は、私たちが8月21日~23日にかけて、横浜・根岸で開催を予定しているイベント「K2オープンフェスタ2015なりゆき祭 (SAI)」の中で実施したいと、企画を進めてきました。
なぜ、「日韓若者フォーラム」を今、開くのか。横浜や日本の若者支援にとっての意義はどこにあるのか?そうしたことを理解いただけるように、これから説明していきたいと思います。

“青年無罪フライヤー"

▽若者支援の歴史とこれからを現場で考える3日間
 この「なりゆき祭(SAI)」は、不登校や引きこもりなど、生きづらさを抱えて悩んでいる若者が「なまけている」「おかしい」と社会からみられていた1980年代から支援を始めたK2の歴史を振り返り、地域・行政・メディア・同じ支援者など、さまざまな人たちに現在実施している事業を体験・理解してもらい若者支援を単に流行現象として終わらせない為に、企画しました。現在、グループ全体でみなさまをお迎えしようと、プログラム作りを進めています。
 毎年、私たちが取り組む活動について関心を持って、視察や取材、ヒアリングに数多く来ていただくのですが、どうしても「言葉だけで伝える」ということになりがちです。この「なりゆき祭」では、当事者の若者の声や働いている姿・表情を、言葉では伝えられない活動の奥行きや空気を知っていただく機会になります。

 困難を抱えた若者の支援やその意義について長年研究をされている放送大学教授の宮本みち子さんの講演や、K2が行った「社会的投資収益分析(SROI)」の結果を踏まえた「中間的就労型支援プログラム」の報告など硬派な内容から、支援した若者達の雇用の場として経営しているお好み焼き店、石巻復興支援プロジェクトの一環として実施している海産物・お弁当販売やジャズライブなどの楽しい企画もあります。希望者は、若者が共同生活をしている寮に体験宿泊も可能です。横浜から約15分、地域の方々の協力と理解があって、根岸駅周辺にあるK2コミュニティは成長しています。

▽横浜市内に若年無業者5万7000人、ひきこもり状態は8000人
 わたしたちが支援しているのは、さまざまな理由から社会とのつながりを得にくくなっている若者です。教育・就労・福祉・医療などのさまざまなサポートを得ながら、一歩一歩その人なりの歩みをつくるために、共同生活のなかでチャレンジを重ねています。
 こうした「生きづらさ」を持つ若者たちは、どれくらい日本にいるのでしょうか?いくつかのデータを紹介しましょう。

【横浜市子ども・子育て支援計画】
内閣府の「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」(2010年7月)によると、日本国内には広義のひきこもり状態にある者が69.6万人、狭義のひきこもり状態にある者23.6万人いるとされています。また、若年無業者(15~34歳の非労働力人口のうち,家事も通学もしていない者)の数は,平成14(2002)年に大きく増加した後,おおむね横ばいで推移しており,平成24(2012)年には63万人という調査もあります。

 横浜市内については「横浜市子ども・若者実態調査」(2012年)によると、市内在住の15歳から39歳の若者のうち、ひきこもり状態が少なくとも約8000人、無業状態は5万7000人と推計されています。横浜市が、2015年3月に策定した「横浜市子ども・子育て支援事業計画」~子ども、みんなが主役!よこはまわくわくプラン」(2015年-2019年)では「若者の自立支援の充実」が、9つの重要施策のうちの1つとして定められています。

“石巻進化躍進"

【湘南・横浜若者サポートステーション】
 K2では、厚生労働省の委託事業(湘南・横浜若者サポートステーション)、横浜市の委託事業(よこはま南部ユースプラザ、金沢区寄り添い型学習等支援事業)など行政と協働する事業から、独自事業の学童保育や福祉的支援を織り込んだサポートなど、若者の多様性に応じたきめ細かい支援プログラムをつくっています。

【お好み焼きころんぶす】
 地域の企業に支えていただき、若者たちの就労をつなげていくことはもちろん実施していますが、K2自体に「お好み焼きころんぶす」など、雇用の場を確保し地域の人たちとのふれあいを保ちながら「社会参加と雇用の間」にある「中間的な就労」を一人一人のペースでデザインできることを特徴にしています。

 「働きたい」「学びたい」「変わりたい」と、若者が思った時にサポートすることを事業にしてきたK2の歩み。求められることをそのつど考え、必要に応じて新しいことをやってきた「なりゆき」のままの必然としてという意味も込められています。

▽韓国と日本—同じ課題に挑み、つながる意味は…
 今回、クラウドファンディングで「日韓若者フォーラム」を実現したいと考えた理由はいくつかあります。その前に、韓国の若者が置かれている状況が大変厳しいということを共有したいと思います。

【韓国のニート数 163万人】
 2015年1月に、韓国の現代経済研究院の報告の中に「仕事をする意志もない青年(15~29歳)のニートの数が163万人」という調査結果が出ています。単純に計算してもニートの人数は日本の約2.7倍(日本は2013年で60万人)という状況で、韓国において若者の進路をどのようにサポートするのかは、大きな課題であることは間違いありません。

【若者の失業率は11パーセント】
 また、韓国の日刊紙・ハンギョレ新聞日本語版は、韓国統計局の2015年2月発表の調査として「韓国で若者の失業率が過去16年間で最も高い11.1%を記録した」と報道しています。また、統計庁経済活動人口調査の「若年層付加調査」は「最初の仕事が1年以下の契約職だった15〜29歳の若者は、76万1000人、就職を経験した389万5000人のうちの19.5%で、5人に1人が1年以下の契約で職場生活を始める」と、不安定な雇用状況をうかがわせるデータとなっています。「韓国で若者の失業率が過去16年間で最も高い11.1%を記録」韓国ハンギョレ新聞社 韓国語原文入力:2015.03.18

【超高学歴社会・競争離脱・・・】
 また、こうした雇用状況の厳しさに加え、学歴社会であることによるプレッシャー、家族の期待によるストレス、競争離脱がもたらす自尊心低下などが若年無業者の増加に拍車をかけています。高学歴にも関わらず、仕事にうまくつながることができず、自信を失い、家族との関わりも希薄になってしまっている韓国の若者の現実は、日本の「ニート・ひきこもり」の若者が置かれていた10年前の状況と変わりません。

“若者フォーラム写真"

【K2の実践をアジアで役立てる】
こうした深刻な現実のなかでもがいている韓国の若者に対して、横浜で活動してきたK2が支援し、フォーラムを開いて交流を進める理由は2つあります。1つは、私たちのこれまでの実践をアジアで役立てることができるということ。そして2点目は、日本の若者支援に携わる者にとっても、アジアの異質の文化や価値観を知ることによって、広い視野を獲得できることが挙げられます。

プロジェクトの達成目標/創出効果/成果物

 ニート引きこもりについては、韓国・中国など経済成長著しいアジア諸国に共通する課題であると私たちは認識しています。その中で、日本は10年前から欧州の事例などを参考にしつつ、日本の文化・価値観に合うように試行錯誤しながら支援のあり方を模索してきました。

 ただし、日本以外のアジアでは、みずからの進路を模索している若者に対する視線は冷ややかで「なまけ者・落伍者」のようにみられ、「若者支援」という認識もまだ根付いていません。

 韓国ではこれから若者支援の課題解決について実践を始めるところですが、すでに日本では多様な団体の取り組みがあるので、今回のようなフォーラムを積み重ねて交流・対話を深めて行く中で、共通する部分はノウハウを移転し、文化によって違うところはお互いの国で工夫しながらやっていくことが可能になってきます。

また、相互に行き来しながら現場の実践をフィードバックすることで、互いの国の良い点を見つけ、それぞれの支援に生かすことができます。例えば、韓国ではプレゼンテーションの場づくり、クリエイティブ制作などが洗練されていて、かっこいい。若者が来たくなるような雰囲気をつくるのがとても上手ですし、発表者の主張もはっきりしていて訴求力があります。「青年無罪」という今回のフォーラムのタイトルも韓国の若者たちが考え出しました。ドキッとするような刺激的な言葉ですが「若者個人に問題があるのか?、社会や価値観を変えていく必要がある」というメッセージを込めています。

 共通の課題を持つ者同士が、国を越えて解決に向き合うなかで「アジアの若者支援」を担う人材が育っていくことが、今回のフォーラムを含めたわたしたちの取り組みの大きな目標です。本プロジェクトの成果物としては、報告書を制作することと、それらを日本の若者支援団体にも共有することを考えています。

そして、この問題を日本だけで解決するのではなく、アジアの国同士が協力して取り組むことによって、より良い支援の実践を創造することができます。また、日本の若者たちがこの国で生きなければならないという枠を取り払って、色々な場所で自分を生かしていく発見の機会になることも願って、このプロジェクトを進めていきたいと思っています。

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