募集終了
- 802,539円
- 支援者
- 60人
- 最低必要金額
- 700,000円
- 目標金額
- 1,000,000円
- 募集終了まで
- 0日
- 達成率:
- 115%
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ウェブサイト、フライヤーデザイン等、広報のお手伝いをしてくれる方募集!
ウェブサイト、フライヤーデザイン等、広報のお手伝いをしてくれる方募集します!
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プログラム報告レポート、名前及びコメントのWEB掲載 (希望者)
- 支援金額
- 3,000円
- 残り
- 90
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
かんきょうセミナー (10月開催分)ご招待チケット、プログラム報告レポート、名前・コメントのWEB掲載
- 支援金額
- 5,000円
- 残り
- 89
◆かんきょうセミナー (10月開催分)ご招待チケット:かんきょうセミナーへのご招待チケットをお送りします。
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
(Aコース)かんきょうセミナー (10月開催分)ご招待チケット、3R活動から生まれたグッズ(堆肥&トイレットペーパー)、プログラム報告レポート、名前・コメントのWEB掲載
- 支援金額
- 7,000円
- 残り
- 100
◆かんきょうセミナー (10月開催分)ご招待チケット:かんきょうセミナーへのご招待チケットをお送りします。
◆リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズ:リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズをお送りします。「ハマのありが堆肥」は外食産業及び給食、コーヒーかす、剪定枝などを生ゴミを自然発酵させる堆肥化施設で、発酵させて精製した安心・安全・無添加の有機肥料です。「トイレットペーパー」は、牛乳パックや再生紙を原料としたトイレットペーパー。芯なしタイプなので使い終わったときにごみがでません。森林資源を新たに伐採したものからつくるよりも役目を終えた古紙を原料にした再生紙を使うことで地球環境に貢献できるオススメの品です。
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
(Bコース)リサイクル施設エコツアーご招待、3R活動から生まれたグッズ(堆肥&トイレットペーパー)、プログラム報告レポート、名前・コメントのWEB掲載
- 支援金額
- 7,000円
- 残り
- 97
◆リサイクル施設エコツアーご招待チケット:普段見ることができない廃棄物処理及び再資源化施設を実際に見学できるエコツアー。ゴミの裏側、環境について学ぶ絶好の機会です。*写真撮影についてはスタッフの指示のもと行っていただきます。
◆リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズ:リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズをお送りします。「ハマのありが堆肥」は外食産業及び給食、コーヒーかす、剪定枝などを生ゴミを自然発酵させる堆肥化施設で、発酵させて精製した安心・安全・無添加の有機肥料です。「トイレットペーパー」は、牛乳パックや再生紙を原料としたトイレットペーパー。芯なしタイプなので使い終わったときにごみがでません。森林資源を新たに伐採したものからつくるよりも役目を終えた古紙を原料にした再生紙を使うことで地球環境に貢献できるオススメの品です。
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
廃材ワークショップ参加権、夏野菜を食べよう!!イベントご招待チケット、かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権、プログラム報告レポート、名前・コメントのWEB掲載
- 支援金額
- 10,000円
- 残り
- 88
◆廃材ワークショップ参加権 (1回分) :3Dプリンターやレーザーカッターなど新しいものづくりの機械に触れ、使用方法をレクチャーしてもらいながら、廃材を利用して世界にひとつだけのものづくりをおこなうことができます。夏休みの宿題や課外活動にぜひお使いください。
◆夏野菜を食べよう!!イベントご招待チケット:食のイベント「夏野菜を食べよう!!」(4000円相当)パーティへのご招待チケットをお送りします。横浜の地産地消に関わる生産者、料理人とつながる機会です。
◆かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権:2016年11月に行われるかんきょう「組写」フォトコンテストの特別投票権をお渡しいたします。
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
粗大ごみ処理券(5000円分)、出前講師 (1回分) テーマ「資源物のゆくえ」、かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権、プログラム報告レポート、名前・コメントのWEB掲載
- 支援金額
- 20,000円
- 残り
- 98
◆粗大ごみ処理券(5000円分):かんきょうデザインプロジェクトと提携している廃棄物処理会社のごみ収集で利用できる粗大ごみ処理 5000円オフチケットです。 (対象となるごみは、一時多量ごみ、事業活動に伴うもの、処理が難しいものとなります)
◆出前講師 (1回分) テーマ「資源物のゆくえ」:かんきょうデザインプロジェクト代表武松昭男による講義を行います。ゴミ収集について詳しく知る機会、正しい知識をつける勉強会としてお使いください。
◆かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権:2016年11月に行われるかんきょう「組写」フォトコンテストの特別投票権をお渡しいたします
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
◆名前orペンネーム及びコメントのWEB掲載 (希望者):希望者の方のお名前、コメントをサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。 -
(企業スポンサー向け)企業ロゴ掲載、メッセージ掲載、かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権、プログラム報告レポート
- 支援金額
- 30,000円
- 残り
- 94
◆企業ロゴ掲載:イベント時、またかんきょうデザインプロジェクトのWEBサイトへのロゴ掲載をさせていただきます。
◆メッセージ掲載:特別サポーターとして、企業から若者へのメッセージをウェブ上に掲載させていただきます。
◆かんきょう「組写」フォトコンテスト特別投票権:2016年11月に行われるかんきょう「組写」フォトコンテストの特別投票権をお渡しいたします
◆プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポートをみなさんにメールでお送りします。
公共リターン
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プログラムの組み立てかたをウェブにアップします。
プログラム報告レポート:すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や組み立て方をまとめたレポートをウェブにアップします。
新しいライフスタイルをゴミからつくる 「かんきょう文化祭」を実現したい
みなさんのご支援をいただいて第1ラウンドの目標金額70万円を突破しました!現在、最終目標100万円を目指し、資金調達第2ラウンドに挑戦中です。
「かんきょう文化祭、具体的には何をやるの?」というお問い合わせをたくさんいただきました。プログラムの詳細について情報を追加しました。本ページ中盤から詳細をのせています。ぜひ、ご覧ください。
◼︎︎中高生対象の「かんきょう組写フォトコンテスト」の実施
はじめまして。一般社団法人「かんきょうデザインプロジェクト」(横浜市中区)代表理事武松昭男です。父親が1976年に創業した武松商事で18年間横浜のごみの収集、リサイクルに携わったのち、2007年に武松事業デザイン工房株式会社、2010年に現在の一般社団法人につながる任意団体を立ち上げ、廃棄物、リサイクルに関する講演、環境啓発活動を行ってきました。
2010年より、将来を担う中学生・高校生が環境について考え、「気がついた課題を若者の視点で切り取り自由に表現してほしい」という思いから「かんきょう組写(くみしゃ)フォトコンテスト」という活動を行ってきました。
地球環境や3R(リデュース・リユース・リサイクル)をテーマとし、2〜3枚の「写真」と一言メッセージを組み合わせ、「環境」に関連したストーリーをつくるという、写真の上手さより面白さを大切にした企画です。今年で4回目の開催。延べ170人の中高生が参加してくれました。
2012年からは、フォトコンテストのほか、廃棄物処理場などの現場で、ごみの処理方法やリサイクルまでのプロセスをつたえるツアーを開催。2013年からは環境問題の関心や理解を深めるために講師を招き、「食べ残しはどこへ行く? 食品リサイクルをみてみよう」「エネルギーの地産地消を考えよう」など生活に身近なテーマでのトークセミナーも開催してきました。
◼︎「無関心」のカタチであるごみとその「可能性」
社会人になってから15年近く、ごみの収集・処理の現場に携わり、リサイクル率向上やコスト削減を提案してきました。
例えば、中華街でごみ回収をしていると、「この店は食べ残しや食材の端材が多いなあ」「この店はごみが少なく、食材も使い切っているみたいだなあ、旨いのかなあ」など、次第にごみというフィルターを通した街の細部が見えてきます。
また、運んでいたごみから出火し、車を止めて消火活動を行う、廃棄物として出された冷蔵庫に発火物等が隠されていたなど、危険な状況にも遭遇します。
日々、一番間近でごみと接しながら、「ごみはひとが関心をもって行動した後に残るもの、そして、ひとの無関心がカタチになったものだ」と感じていました。食べるもの・着るもの・所有するものにはひとは関心を持つけれど、いらなくなってしまった段階で、関心の輪からそっと外れてしまうのだと。
一方で、「無関心」が集まったごみの業界には大きな可能性、そして実はクリエイティブな余地があるとも感じるようになりました。
どのようにリデュース(発生抑制)するか、リユース(再利用)できる方法はないか、リサイクル(再資源化)して何か新しいものをつくることはできないかーー。「ごみ」は新しい仕組みや仕掛けを取り入れ、新たな価値や仕事を創造する可能性をもつ資源でもあるのです。
また、ごみそのものでなく、ごみ業界に携わる人材にも可能性を感じています。日本の中でも解決しなければいけない環境問題はたくさんありますが、環境教育や分別の習慣は日常の生活に静かに浸透してきています。そのような国は地球上ではまだまだ少ないなか、ごみ処理に関して日本人の私たちが必要とされるフィールドは今後、世界に広がるとも思います。
地球上の人口が増えるに伴い、ごみの増加が予測できます。どう処理していくのか、各国の生活や文化も知った上で、世界の人たちと考えていける人材が活躍できる社会が来るのでは、と大きな可能性を感じています。
◼︎これまでの活動への反響と行き詰まり
中学生、高校生は、小学生、そして大学生や大人よりも「環境」について考える機会が減ってしまう、狭間の年頃だと考えています。
だからこそ、「中高生に気がついた課題を若者の視点で切り取ってほしい」「感じたことを自由に表現してほしい」という思いから「かんきょう組写(くみしゃ)フォトコンテスト」を実施してきました。
参加した中高生を始め、観客となった大人からは「普段見過ごしている日常のワンシーンが、写真によって切り取られることで考えさせられる。中高生の視点に気づかされる」という感想が多く寄せられ、評判は上々です。
一方で、年々、作品の応募数は減り始め、2014年には前年度を下回る応募数となってしまいました。今年も多くの作品が集まっているとは言い難いのが正直なところです。 この状況に向き合い、2016年は中高生が参加したいと思うプログラムをつくりあげる実験の年と位置づけ、新しいプログラムを実施しようとチャレンジを決意しました。
「ごみ」を題材に創造力を養う、実際に体感するプログラムを充実させ、中高生はもちろん、様々な年代の方々にとっても「ごみ」や「環境問題」を考えることはクリエイティブで面白いという感想をもってもらえる機会を提供したいとおもいます。
◼︎人材育成のその先にーー子供が働きたいと思える業界へ
静脈産業(ごみ,産業廃棄物などの回収と再利用をはかる産業)は決して目立つ業界ではありません。
ものをつくって、流通し、消費して、最後は捨てる。その終着点に出てくるのがごみ。生産と消費の流れの最後を受け止める業界だと認識されています。
しかし、終着点は実はスタートであると、私たちは提案したい。これからは、「ごみ」から始められること、新しく何かができるチャンスがあるのだということを若いひとたちに伝え、若いクリエイティブな人材が働きたいと思える業界にしていきたい。そのために、ごみに可能性を感じる、柔軟な発想でごみに関わる若いひとを増やしたいと考えています。
◼︎︎︎新たな活動「かんきょう文化祭」とはー廃材や古着を活用した体験型の学習プログラム
若者にごみ業界について知ってほしい・環境について楽しく考えてほしいという思いから、現場の魅力を五感で感じられるような遊びゴコロがあるプログラムを実施していきます。
プログラムは「創る」「学ぶ」「見る」「集まる」「伝える」の5つのパートで構成されています。すでに横浜で活動している多彩な団体と連携しながら、10ヵ月のプログラムを展開していきます。
「創る」プログラムでは、中高生が自由な発想でものづくりを行う機会として、「廃材をつかったものづくりワークショップ」を実施します。近年「メイカーズ」や「DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)」という概念が流行し、これまでの大量生産主義、消費主義とは異なり、「欲しいものは自分でつくる」「廃材を転用してモノを作る」「アップサイクル(廃棄物に新たな価値を見いだし利用する)」など、ものづくりやハンドメイドの価値が見直されてきています。中高生たちが楽しんで、ものづくりをしながら廃材に触れることを通して、意識を高める機会を提供します。
「見る」プログラムでは、地産地消の現場、ごみ処理の現場、また、古着工場を見る現場ツアーを企画しています。これらの「見る」プログラムは、「集まる」プログラムの「夏野菜を食べよう」、「創る」プログラムの「古着をつかったアップサイクルの服作り」につなげます。
また、「学ぶ」プログラムでは、今までの経験を生かし、中高生も情報を受け取る機会として、専門家を招いて環境について学ぶ「かんきょうセミナー」を定期的に実施していきます。
「伝える」プログラムでは、2014年、2015年に開催したかんきょう組写(くみしゃ)フォトコンテストの作品の展示を横浜市内、神奈川県内の各地で行っていきます。8月からは、2016年度の作品募集を開始します。
プログラムの最終月11月には、3月〜10月のプログラムの集大成として、「成果発表会〜かんきょう文化祭」を開催します。
2016年かんきょう組写(くみしゃ)フォトコンテストの応募作品の展示及び審査・投票に加え、廃材をつかった2日間のものづくりコンテストと成果発表、古着をつかった洋服のファッションショーなど中高生の活動を広く知ってもらう機会をつくります。
ひとつひとつ独立した小さな機会をつくりつつ、連続性をもたせるようにプログラムを設計し、中高生が関心のあるところから環境問題に触れるきっかけをつくっていきます。
■今回のクラウドファンディングで支援者のみなさまにお返しするお礼
支援していただいたみなさまにお返しするお礼について紹介します。
すべてのプログラムが終了し、成果発表会を実施した11月以降、プログラムの内容や感想をまとめた報告レポート(電子版)をみなさんにメールでお送りします。レポートには希望者の方のお名前をサポーターとして掲載させていただきます。
希望者の方のお名前をサポーターとしてウェブ上に掲載させていただきます。
かんきょうセミナーへのご招待チケットをお送りします。
食のイベント「夏野菜を食べよう!!」(4000円相当)パーティへのご招待チケットをお送りします。横浜の地産地消に関わる生産者と料理人とつながる機会です。
普段見ることができない廃棄物処理及び再資源化施設を実際に見学できるエコツアー。ごみの裏側、環境について学ぶ絶好の機会です。*写真撮影についてはスタッフの指示のもと行っていただきます。
3Dプリンターやレーザーカッターなど新しいものづくりの機械に触れ、使用方法をレクチャーしてもらいながら、廃材を利用して世界にひとつだけのものづくりをおこなうことができます。夏休みの宿題や課外活動にぜひお使いください。
2016年11月に行われるかんきょう「組写」フォトコンテストの特別投票権をお渡しいたします。
かんきょうデザインプロジェクト代表武松昭男による講義を行います。ごみ収集について詳しく知る機会、正しい知識をつける勉強会としてお使いください。
かんきょうデザインプロジェクトと提携している廃棄物処理会社のごみ収集で利用できる粗大ごみ処理 5000円割引チケットです。
リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズをお送りします。「ハマのありが堆肥」は外食産業及び給食、コーヒーかす、剪定枝などを生ゴミを自然発酵させる堆肥化施設で、発酵させて精製した安心・安全・無添加の有機肥料です。神奈川県が、品質・安全性等の一定基準に適合していると認め、認定するリサイクル製品です。
リサイクル・リデュース・リユース活動から生まれたグッズをお送りします。牛乳パックや再生紙を原料としたトイレットペーパー。芯なしタイプなので使い終わったときにごみがでません。森林資源を新たに伐採したものからつくるよりも役目を終えた古紙を原料にした再生紙を使うことで地球環境に貢献できるオススメの品です。
プロジェクトの目的/課題認識
◼︎成功している横浜のごみ削減横浜市のごみ排出量は人口の伸びを上回って増え続けてきました。
そのため、横浜市では、2003年1月に「2010年のごみ排出量を2001年に対し30%減らす」という目標「ヨコハマはG30」を立て、ごみ削減に取り組んできました。
市民・事業者・行政の協働のもと、家庭系ごみについては分別収集品目の拡大、事業系ゴミについては古紙などのリサイクル可能物のリサイクルルートへの誘導や産業廃棄物の適正処理、更には分別説明会や研修会の開催などによる普及啓発や搬入物検査の強化などが進められました。
その結果、 2010年の横浜市全体のごみ量は 91.5万トンとなり、2001年の 161 万トンに比べて 43%の大幅な減少が実現されました。
2013年環境省全国自治体調査結果では、横浜市の「ごみ排出量」は892.2グラム/人日で人口50万人以上の都市のうちでは愛媛県松山市、東京都八王子市、広島県広島市に次いで第4位、「リサイクル率」は25.7%で千葉県千葉市、新潟県新潟市、東京都八王子市、愛知県名古屋市に次いで第5位になっています。
2010年に「横浜G30プラン」が終了したことから、2011年1月からは新計画「ヨコハマ3R夢(スリム)プラン」が策定されました。
「3R」は、Reduce(リデュース、ごみの発生抑制、ごみそのものを減らす)、Reuse(リユース、再使用する)、Recycle(リサイクル、再生利用する)を意味しています。3Rのうち、とくに環境にやさしいリデュース(発生抑制)の取組を進め、ごみ、資源そのもの排出量を削減しようとするものです。リデュースによって2025年のごみと資源の総量を2009年に比べ10%以上減らし、ごみ処理時に排出される温室効果ガスを50%以上減らそうという具体的目標が立てられています。
横浜市一般廃棄物処理基本計画~ ヨコハマ3R夢プラン -
◼︎リサイクル率の低迷とこれから求められること
高い結果を出している横浜市のごみ削減ですが、リサイクル率については横ばいが続いています。より一段リサイクル率をあげるためには高い設備投資が必要になることからリサイクル率がすぐあがることは期待できない現状があります。
処理場での設備を通した資源化が必要な「リサイクル(再生利用)」をハードの対策とすると、横浜市が力を入れ始めた、「リデュース(発生抑制)」、「リユース(再使用)」はソフトの対策です。すこしのアイディアや仕組みづくり、工夫で新しい成果を生み出す期待がかかります。
今回の中高生へのプログラムが、一人一人の環境への意識の持ち方をゆるやかに変えることに加え、将来、「リデュース」「リユース」の分野を中心に、新たなアイディアを柔軟に出していける人材が生まれるきっかけになったらと考えています。
プロジェクトの達成目標/創出効果/成果物
◼︎プロジェクトの達成目標2016年2月から10月の各プログラム、また、11月の成果発表会を通じ、若者が関心のあるところから環境問題に触れるきっかけをつくっていきます。小さなイベントでも、継続的に機会を設けることに重点を置き、参加者を増やしていきます。
◼︎プロジェクト成果物
2016年2月から10月にかけてプログラムを実施していきます。
2月 「伝える」プログラム かんきょう「組写」2015作品展
3月 「学ぶ」プログラム かんきょうセミナー
5月 「創る」プログラム 廃材ワークショップ・「見る」プログラム地産地消ツアー
6月 「見る」プログラムリサイクル施設ツアー・「伝える」プログラム かんきょう「組写」2015作品展
7月 「集まる」プログラム夏野菜を食べよう・「創る」プログラム 廃材ワークショップ
9月 「見る」プログラム古着ファクトリーツアー・「創る」プログラム 廃材ワークショップ
10月「創る」プログラム古着でアップサイクル洋服づくり・「学ぶ」プログラム かんきょうセミナー
5月-10月 「伝える」プログラム かんきょう「組写」フォトコンテスト2016作品募集
11月「創る」プログラム廃材ハッカソン・「伝える」プログラム 成果発表会(廃材ハッカソン成果発表、ファッションショー、フォトコンテスト授賞式、その他発表など)