ミニヨコハマシティの高校生市長をドイツへ!こどもの社会参画の原点「ミニ・ミュンヘン」取材プロジェクト

こどものまち「ミニヨコ」をもっと良くして「こどもの社会参画」を推進したい

募集終了

456,000
支援者
60
最低必要金額
350,000
目標金額
520,000
募集終了まで
0
達成率:
130%

プロジェクトオーナー

19歳以下の子どもたちだけで仮想都市を作り上げるミニヨコハマシテの市長に2014年3月24日付で就任。10代向けのWEBメディア「青春基地」で活動しています。高校生編集部/特命子ども地域アクタープロジェクト 所属/ミニシティプラス 会員/日本ナポリタン学会 会員

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スキルと物品の募集

  • ドイツ語スキル

    ミュンヘンで自己紹介するための文章をドイツ語に翻訳してくれる方を募集します。

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  • ミニ・ミュンヘンの映像制作時の翻訳作業

    ミニ・ミュンヘン紹介動画の内容のドイツ語を日本語に翻訳してくれる方を募集します。

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  • ミュンヘンに持っていく、日本のお土産

    ミニ・ミュンヘンの子どもたちに贈る、日本のお土産を募集します。

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ミニヨコハマシティの高校生市長をドイツへ!こどもの社会参画の原点「ミニ・ミュンヘン」取材プロジェクト

■「ミニ・ミュンヘン」を知っていますか?
 こんにちは。ミニヨコハマシティ5代目の市長の百崎佑です。
 ドイツのミュンヘンで始まった、こどもたちが独自の地域通貨を使って、自分たちでまちを運営する、「ミニ・ミュンヘン」を知っていますか。

 「ミニ・ミュンヘン」は7歳から15歳までの子どもだけで運営する「こどものまち」です。夏休みの期間中に3週間だけ誕生する仮設都市で、30年以上の歴史があります。

 日本での「こどものまち」は、2002年に「ミニさくら」(千葉県佐倉市)が開催されて、その後全国に広がり、これまでに80以上の地域で開催されてきました。

 横浜では2006年に、ミニヨコハマシティ研究会が立ち上がり、2007年3月に第1回目の「ミニヨコハマシティ」(略称:ミニヨコ)が開かれ、初代市長が生まれました。2008年にはNPO法人ミニシティ・プラス(横浜市都筑区)が設立されて、遊びの中から生まれる発想から、こどもたち自身が、まちについて自由に考えながら小さなこどものまちをつくる「ミニヨコハマシティ」のイベントを支えてくれています。


■「ミニ・ミュンヘン」と「ミニヨコハマシティ」は姉妹都市
 2007年に就任したミニヨコ初の市長のマニュフェストに、「ミニ・ミュンヘンに参加して、ミニヨコのお店を開くこと」という項目がありました。

 それを受けて、翌年の2008年に初代市長と副市長がミュンヘンを訪問して、「ミニ・ミュンヘン」と「ミニヨコハマシティ」で姉妹都市の提携をむすびました。さらに2009年の横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」の時には、「ミニ・ミュンヘン」の関係者や元こども市長などを招いて、大さん橋ホールでこどものまちのイベント「こどものまちEXPO」を開催しました。

 ミニヨコは「大人口出し禁止」がルールで、会場に入ることができるのは原則19歳以下の子どもたちだけ。運営はこどもたちの選挙で選ばれた市長や市議が中心になって行います。イベントを企画するミニヨコ運営会議には毎回50人以上の子どもが参加してきました。

 私は、2009年の小学4年生のときにミニヨコの市民として参加したことをきっかけに、自分が住むまちのことに関心を持つようになり、ミニヨコとともに成長してきたと思います。


■「ミニ・ミュンヘン」を紹介する映像をつくりたい
 私は、記録ビデオの制作が得意です。中学生のときには学校紹介のビデオを制作しました。2015年には相模原市の相模大野商店街のプロモーションビデオをボランティアで制作し、昨年開催された第7回かながわNPO映像祭で優秀賞をいただきました。

 今回はNPO法人ミニシティ・プラスの協力を受けて、ミニ・ミュンヘンを訪問して、得意な映像の技術を活かし、ただ訪問するだけではなく、高校生の視点で「ミニ・ミュンヘン」を取材し、それを記録ビデオに残し、みなさんにわかりやすく報告したいと思います。

 NPO法人ミニシティ・プラスのプロジェクトや、つづきジュニア編集局、ミニヨコハマシティにかかわってきた私は、高校生になり、もっと深く関わりたいと、大人スタッフの方にお願いして、NPOに高校生会員をつくってもらい、今年第1号会員になりました。

プロジェクトの目的/課題認識

■「こどもに優しいまちミュンヘン」を自分の目で見て、映像で記録して伝えたい
 私は、ずっとミニヨコにかかわってきて、こどものまちの原点であるという「ミニ・ミュンヘン」を自分の目で見たい、そして、それを映像で記録して、横浜の仲間のほか、多くの人たちと共有して、今後の活動に活かしたいという思いを持ちました。

 「ミニ・ミュンヘン」に関する日本向けの映像は、2010年に販売されているミニ・ミュンヘン研究会制作のビデオしかありません。今年の夏、2016年8月1日から19日まで、ドイツバイエルン州のミュンヘン市で開かれる「ミニ・ミュンヘン」に行き、日本のこどものまちを運営するリーダーとしての目で取材し、「こどもに優しいまちミュンヘン」について、どのようなことが施策で行われているのかを調べてきたいと思っています。

 帰国後は、撮影した映像を編集してDVDを作成し、横浜で報告会を行う予定です。ミニヨコの市民のこどもたちに、ミュンヘンで見て、感じたことを伝えたいと思っています。また、小学生、中学生、高校生を中心とするこども・若者たちが、まちづくりなどの体験をして、地域につながるような活動を推進する方達のお役にも立ち、こどもたちが当たり前に地域まちづくりにかかわる社会をつくることに貢献できたらと思います。


【今回のプロジェクトのスケジュール】
▽2016年
・8月初旬 ミニ・ミュンヘン訪問(8月4日(木)~8月11日(木)の予定)
・8月13日(土)・14日(日) こどものまち全国主催者サミット2016@相模女子大に参加
・8月20日(土)-21日(日)  ミニ都筑@都筑民家園・横浜市歴史博物館(予定)
・8月中旬~10月 ビデオ編集作業
・11月~12月 ミニ・ミュンヘン訪問報告会(ビデオ上映)
▽2017年
・3月 第十回「ミニヨコハマシティ」開催


<応援メッセージ>

小学生のとき、はじめてミニシティ・プラスの活動に参加してきた百崎くんが、高校生になり、もっとこどものまちのルーツを深く知りたいといって、事業を立ち上げました。こどものまちを運営する大人ではなく、ミニヨコハマシティ市民であり現市長の彼が、本場のミニ・ミュンヘンで感じたものをそのまま伝えて、ぜひ 日本のまちづくりに活かしていってほしい…。それは多くの若者がまちづくりに関わるためにとても価値のあることだと思います。みなさん応援お願いします。

NPO法人ミニシティ・プラス理事長、横浜市立大学准教授 三輪律江


<応援メッセージ>

百崎くんは、空気を読みつつも、パッとそこに新しい息吹を生み出す力を持っている高校生。世代を超えて誰とでも友達になれて、リーダーシップもある、なかなかいない逸材です。私もミニヨコのお手伝いをしながら、こどもにとって何が重要で何が学びなのか、たくさん教わりました。本場ミニ・ミュンヘンの素晴らしさを、彼なら持ち前の人懐っこさで積極的に取材し、私たちに伝えてくれるでしょう。日本でも、もっとこどもたちが「自分たちが夢の社会を作れるんだ。その担い手になれるんだ。」と希望を持って欲しいです。百崎君なら、その素晴らしい牽引力になってくれると思います。ぜひ、応援よろしくお願いいたします!

建築家、一般社団法人マザー・アーキテクチュア代表理事 遠藤幹子


<応援メッセージ>

2008年、ミニ・ミュンヘン、およびベルリンでの子どものまち世界会議・FEZitty(ミニベルリン)にミニヨコハマシティのグループが参加しました。そして翌年2009年には横浜で子どものまちの世界会議が開催されミュンヘンやシュツットガルトから、子どものまちの市長達が参加しました。子どもたちは言葉の問題を越えてすぐにつながります。モモちゃんこと百崎君は小学4年生の時からミニヨコに参加し、市長となった今、ミニ・ミュンヘンとの交流をさらに促進したいと公約に掲げて、ミニ・ミュンヘンを自分の目で撮影してDVDにまとめるという事業を企画しました。たぶん、このDVDにはミニ・ミュンヘンの子どもたちが多くインタビュ−で登場することになるでしょう。どういう観点でカメラを回すのか、どういう質問を投げかけるのか、彼にとってはマイケル・ムーアなみの突撃インタビューをするような大きなチャレンジかと思います。ぜひとも多くの方の後押しをお願いします。それによって彼は大きな大志の実現に責任を持ち、その成果を社会に還元するでしょう。また、ミニヨコの市長として公共性というものを若いうちに理解するたいへん貴重な機会ともなります。

千葉大学大学院教授、ユニセフ 子どもにやさしいまち国際諮問委員 木下勇


【参考リンク】
▽ミニ・ミュンヘン
http://mini-muenchen.kulturundspielraum.de/
▽NPO法人ミニシティ・プラス
http://minicity-plus.jp/

プロジェクトの達成目標/創出効果/成果物

 「ミニ・ミュンヘン」の会場の様子のほか、「ミニ・ミュンヘン」市長などのこどもスタッフへのインタビューなども撮影し、帰国後に編集して、たくさんのひとたちの参考になるような映像をつくり、横浜だけでなく全国各地のこどものまちの市民や、応援してくれる大人の方たちにも役に立ててもらいたいと思っています。

 また、ミニ・ミュンヘンの会場にいるときに、インターネットで会場の様子を中継して、横浜のイベント会場とつなぐ企画も考えています。

 横浜では、仮想の街「ミニヨコ」で、まちづくりを体験したこども達が、社会に出てまちづくりに参加する『神奈川特命子ども地域アクター養成アクション』などのプログラムに参加して、NPOや商店街などと一緒に、地域活性化や地域の課題解決に参加する流れもできています。

 こどもたちが、自分たちが住む横浜の街のことだけでなく、ドイツのミュンヘンのこども達の活動やまちのことも知り、いろいろなことを考えるチャンスをつくり、その中で自分の得意なことや、やってみたいことを見つけられるようになればいいと思います。

 ぜひ、応援をよろしくお願いします。

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